未踏アナウンスktkr

ついったログ見てたら需要がありそうなので、mixiからport。

25日夜九時ごろ。登録していたIPAメールマガジンに、ようやく「未踏」の文字が載りました。「未踏ソフトウェア創造事業」あらため、「未踏IT人材発掘・育成事業」です。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:未踏/セキュリティ・キャンプ

何で遅れたのよ! もう今年度は始まってるのよ!!

元々自分の知る限りでは、少なくとも昨年8月の時点で「見直し」の方向が明示されていました。(経済産業省のPDF)
8ページ目から:

未踏ソフトウェア創造事業」…については見直しを行う…「スーパークリエータ発掘・支援事業」…に名称を変更

この時点で、名称や内容を変えた上での存続は決まっていたことになりますね。
続いてクリスマスイブに出た文書でも「行政改革」(gyoukaku.go.jp)の一環としての廃止が明記されています。(PDF)

未踏ソフトウェア創造事業につき、平成19年度で廃止するものとする

んなわけで、特に後者がソースと見られるウワサを聞いた人にとっては「未踏なくなるってよ!」という話も真実味を帯びていたのかもしれません。が、名前はさらに変わったものの、8月の文書どおり存続ということになったようです。
というのがおそらく、アナウンスが遅れた経緯。

どこが変わったって言うのよ! 全然分かんないわ!!

さて、肝心の中身です。
なんだかんだ「見直し」とか言ってても、正式名称以外は俺が思った以上に変わってなかった。

  • 略称は「未踏」を堅持
  • 本チャンとユースの二本立て
  • 期間も上期・下期の二本立て

ぶっちゃけ要項見ても、一番何が変わったか分からん。
……と思っていたら、ユースを狙う大学生・院生に耳寄り(i.e. 残念)なニュースが! (ユースの要領PDF)

2008年4月1日現在、25歳未満の個人又は個人からなるグループであること

ヒャー。ちゃ〜ん。対象年齢下がってるよ〜。ここは門が狭くなったわけね。
まぁ前の名称の時から「目的は人材発掘」って言ってたわけで、名前とともにユースの目的もそれに合わせたのはそんな悪いことじゃない気もする。
まぁ「下限はありません」なので、幼稚園児の娘・息子を代表者にパパが支援して稼いじゃえばいいと思うよ俺。
そして俺が一番気になってたんが金額。上記の通り、政府の文書からは「合理化の一環として見直し」という空気が芳しく漂ってたので。
実際、要項のPDFをざっと見てみたらこんな感じ↓。

  • 本体: プロジェクトあたりの上限700万、人件費は時給4000円に固定
  • ユース: プロジェクトあたりの上限300万、人件費時給2000円固定
  • 共にプロジェクト管理組織費用は50万に固定

昨年度とそれ以前を詳しく知らんけど、上限額だけ見る限りは変わり映えしないような。固定とかが新しいんだろうか。
いずれにせよ、審査が厳格寄りになる可能性は避けられないのかもしれない。

結局いつなのよ! 優柔不断もいい加減にして!!

しかしそれにしても、スケジュールがgdgd。アナウンスがここまで延びたから、開発期間は

  • 上期: 7月中旬〜3月上旬
  • 下期: 12月中旬〜8月上旬

らしいよ。センセー、どこの国のこよみを基準にした「上下」なんですか〜 (?_?)/
まぁいいや。とりあえず上期お申し込みの〆切は

  • 本体が 5/30
  • ユースが 6/16

らしいですよ。応募しる > 興味持った全員!!
俺としては別件があるから応募しずらいんですよねぇ。ユース出す気マンマンだったのに……でも年齢制限も近づくし、悩みどころ。

そう、分かったわ……でもオチがないじゃない!

まぁつくば民的に注目すべきは

  • 本チャンPM全体に占める 2 / 9 が本学教授 (二郎ちゃん + 加藤先生)

という一点でしょう。 筑波大シェア = 22.2% (笑)

なに、まだ何かあるの? (i.e. 追記)

調子に乗ってスラドにportタレこんでみた。