デルアンバサダープログラム(2020): 昔のXPS 13の問題は改善しているか?

XPS 13を買うと決めて何箇所かで公言したところ、旧モデルのXPS 13を使っているujihisaさんから、 ruby-jp Slackでありがたい情報をいくつかいただきました。中でも「使っててしんどい点」を教えてもらえたのは、普段遣いを 検討してる自分にとってとてもありがたい事でした。

さてその、しんどい点7つについて、2020年現在最新のNew XPS 13 (9300)では解決しているのか・許容範囲なの か?というのを具体的に考えてみました。ただ残念ながら、使ってるアプリの違いで、アプリ固有の部分は一部、 調べられていません。

比較対象

今回の最新モデルと比べることになるのは2015年モデルのXPS 13 3K、です*1。当時の記事はこちら。

1. 本体のコイル鳴きがうるさい

自分には全く気になりませんでした。改善されているのだと思います。

ちょっと別の話になりますが、現状自分が使っているX260に比べたファンの音は、相対的に大きく感じました。 しかし「がんばってる時にそれが分かる」程度で、そこまで大きな音ではなく、いわゆる「コイル鳴き」のような 不快な高い音はほぼ感じませんでした。

2. たまにWi-Fiが切れる上、再起動しないと治らない

これも問題ありませんでした。

最初の記事で書いたとおり、 firmware-iwlwifi を導入する必要があるのはWi-Fi関係でつまずく点かもしれません。しかし一度入れた後は、何も 問題なく動いていました。(最新のファームウェアをゴニョゴニョしていたらむしろ悪化した)

3. ディスプレイの縁が狭い上にタッチパネルなので、開いたり閉じたりするときにタッチしてしまう

「例えば、端を触った時、意図せずウインドウ閉じたりしてしまう」ということでした。特に今のモデルでは ベゼルの狭さが強調されているので、確かにあり得そうな話です。

ですが自分は案外、この機会に遭遇しませんでした。自分がタッチパネルをほとんど使っていなかった、と いうのもあるのですが、それ以上に、PCを開く時、内側である画面側を触る事がなかったように感じています。

それで本体をよ〜く見てみたのですが、形に秘密がある気がしています。この写真で分かるでしょうか?

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これは今回のモニター機を真横、開く辺を正面と考えるとその右側から撮った写真。上蓋のディスプレイ側、つまり開く時に触る側が、横から見て鋭角になっています。

つまり、触ってPCを開く時、指はこんな角度で触ります。雑イラストさーせん。*2

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銀色の外側に触れるだけで十分に指に引っかかるので、白い内側の角に触る必要がありません。結果として、内 側の縁=ディスプレイの周辺を触らないので、自分はこの問題にぶつからなかったのではないか、と推測してい ます。

意図的な形状のデザインなのだと思うのですが、そうだとすればこれは「改善された点」と言えるではないでしょ うか。

4. 排気のとこが横向きに床に接してて、液体がくると即死 (実績あり)

いやーほんと、辛い実績……。

これは「現行もやや、当てはまるかも?」という感じ。まず、現行モデルの排気穴は左右でなく、画面向かって奥 の方、遠い方にあります。一方で左右にも穴はありますが、これはどうもスピーカーのようです。

ですので現行、飲み物を置きがちな手前〜左右よりは、ちょっとだけ安全な形になっていそうだと思います。

ただ言葉だけではピンとこないと思うので、ぜひオフィシャルページの「360°で表示」機能を使って、グリグリと 見回して見て下さい。

その他、検証できなかった点

以下の3つはあまり検証できませんでした。

5. タッチパッドのタップの感度がいまいち

自分はタップはあまり使わず、クリック(カチっというまで押す)ばかり使っていたので、これははっきりとは 分かりません。

ただ、ポインタを動かす時や、2本指でのスクロール、fusumaを使った3本指での ブラウザの進む・戻る、などはいずれも、快適にできていました。ですのできっと、問題は解消しているのでは ないかなと思っています。

6. & 7. Chrome絡みの問題(タッチスクリーン不具合とフリーズ)

自分はFirefoxを使っていてChromeは常用していないので、聞いていた以下の2つはやはりきちんと検証できてい ません。

  • タッチスクリーンを使うと、ChromeのURLクリックがたまに「リンク先をダウンロード」になってしまう
  • Chromeでハードウェアアクセラレータを使うとフリーズして戻らない

これは参考程度ですが、自分でChromiumを少し試した範囲では、いずれの問題も発生しなかった事は書き添えて おきます。

まとめ: 問題なし!

旧モデルの問題点はどれも、現行モデルでは解消されていたか、確認できないものでした。特に最初のコイル鳴 きが辛い時がある、と聞いていましたが、今のモデルでは問題なさそうです。

最後に、ujihisaさんが具体的に困っている点を教えてくださったので、こうして具体的な検証する事ができました。スーパープログラマーujihisaさんに感謝します!

*1:たぶん

*2:伝わる?伝われ!

デルアンバサダープログラム(2020): DAZN雑感

今回のデル アンバサダープログラムでは、モニターしたPCに加えて、DAZNのギフトコード一ヶ月分も付けていただきました。その率直な感想を。

DAZNは良いものな気がする

最初に断ってしまいますと、自分はテレビ、見てません。押し入れの中に追いやったままです。なので、特にスポーツを見る機会も最近、ありませんでした。

ただ、周囲のネット好き全体に比べたら、自分はまだスポーツ好きな方だとは思います。とはいえ熱心に観戦するわけでもないので、自分がDAZNを契約することはおそらく、ないでしょう。

それでも「良いもの」と書いたのは、視聴のスムーズさと、オンデマンドでピンポイントに興味のある映像を見られる体験に感心した点です。

Linux上のFirefoxでも何の問題もなく、というかあっけないくらい簡単に、DAZNで映像を見る事ができました。本当は中継で品質を見たかったのですが、ヨーロッパのサッカーは深夜になってしまうので避けて、去年の鈴鹿でのF1グランプリをちょこっと、あとはeスポーツも見ました。

これが「現代の当たり前」なのかな、とは思いつつ、自分はその当たり前にちょっと驚きました。十分な高画質・高音質の映像が、数クリックですぐ見られる。それが世間でもしマイナーな競技だったとしても、自分のニーズに合わせて何時間でも、ノーカットで見ることができる。

多チャンネルのCS放送が普及し始めた時に、ある意味実現し始めていた事だと思いますが、それがネットを介してより徹底して、視聴者のニーズに寄り添う存在になったんだなと感じました。

正直自分は、日本で展開し始めた時の不安定さとか、ちょっとしつこい宣伝とかで若干、DAZNにネガティブなイメージを持っていました。しかしスポーツが好きな人、とりわけ海外の試合を生で見たい人には、一度検討しないわけには行かないような、必要不可欠な物になっているのだと思います。

つきまとう不安

良いもの、というだけで終わればよかったのですが、このタイミングで先週の報道に触れないわけには行かないでしょう。

DAZN Streaming Service Seeks Exit From UEFA Asia Rights Deal - Bloomberg

ウイルスのせいで、色々なものごとが不安定な状況。試合自体がいつ中断・再開なのか分からない状況で、配信する方も見る方も不安だと思います。ある意味、仕方がない事。そんな中、無観客試合をどうしても見たいファンにとっては、中継はありがたい存在のはずです。

一方で、「独占配信権」という契約スタイルのリスクも考えさせられます。ある会社が配信を独占する=ある会社が止めたら終わり。もちろんそれによって、よりたくさんのお金が回るというメリットは大きいのでしょう。しかし、手段にこだわらず「どうしても見たい」だけのファンは、不安に付きまとわれ、一社の方針に翻弄され続けます。

映画やアニメなら、複数チャンネルで見られるのが当たり前だと思いますが、スポーツの中継、何とかならないものなのでしょうか……。

デルアンバサダープログラム(2020): Dell XPS 13 (9300) にLinuxを入れる

ありがたいことに、前回から二年後の今年、再度デルアンバサダープログラムに選んでいただく事ができました。 (前回、割と破天荒な内容だったと思うのですが😅)再度選んでいただけて、本当に感謝です。なんていうか、 「自分が当選できてラッキー」というよりも、「自分みたいな(Windows消してLinux入れちゃう)人間でも 選んでくれるDellさん、まじリスペクト」という感想です。

今回も相変わらず、Linuxを入れます。ただ今回は実用上の必要性から、デュアルブートでの導入にしました。

TL;DR

Linuxでも概ね問題なし、かなり快適。自分は買います。

レビューさせていただいた機種

ひと月お借りした機種はこれ。ノートパソコンのNew XPS 13 (9300)です。

今年の春出たばかりの新モデルです。既に各種メディアでは、概ね高評価を得ているようです。例えばこんな感 じ。

自分がモニターを希望したのは、ずばり「そろそろ買いたいから」です。今使ってるThinkPad X260の後継として、 DellXPS 13シリーズを検討していました。ていうかほぼ決めていました。十分小型軽量で高性能、US配列キーボード も選べるし。

しかし安くはない買い物、事前にチェックできるチャンスがあるならぜひしたい。店頭でちらっと見る以上に、 もし1カ月、日常使いできるならば、いい面に納得するにもあら探しするにも、十二分な時間です。そういうわけで、 XPS体験モニターに応募させていただき、1カ月丸々、メイン機として使わせていただきました。

Linuxインストールの方針

ただ自分が日常で使っているのは、Linuxであって、PCにプリインストールされているWindowsではありません。 一方、ど〜〜〜してもWindows使わなければいけない場面 というのもまだ残っています。つまり自分は現行、デュアルブートで生活している身なのです。

それを次のPCでも継続するつもりなので、今回はLinux/Windowsデュアルブートで動作を体験してみることに しました。(前回に比べて物騒度がちょっとだけ減りますよね、ね。どうでしょうか……)

今回も入れたのはDebianですが、安定版じゃなくてテスト版 (Bullseye)を入れました。後で書きますが、もし安定版を入れた場合にWiFi 関係がうまく動くのか、状況証拠からはちょっと自信がないです。

Linuxインストール!

そういうわけで本題のLinuxインストール法です。結論から書くと、やはりネットの情報を参考にしまくれば 大きな落とし穴もなく、うまく行きました。

特に、一番まとまってた情報源として、Arch Linuxの当該モデル向けWikiページを挙 げておきます。ほんとありがたかった。まず一通り、目を通してから作業するのがおすすめです。

1. もちろん回復ドライブを作る

今回はWindows消すつもりないにせよ、怖いよね。というわけで当然初手で、Windows回復ドライブをUSBメモリ に作ります。

2. UEFI(BIOS)設定

前回よりもちょっと多めになりました。

セキュアブートを切る

メジャーなディストリビューションならば、最近は切らなくても起動できるらしいのですが、特に大きなメリッ トもない上にトラブルの原因にもなるみたいなので、セキュアブートは切ります。

SATAコントローラをRAIDAHCIにする……のと、その前に

これも前回と同じですね。RAIDになってるのをAHCIに切り替えます。最初忘れてて、インストーラ画面にSSDが 出てこなくて焦った。

……の前に、耳寄りな情報なのですが、どうも上記を切り替える場合、Windowsは事前操作をしないと再インストールが 必要になる場合がある、らしいです(流石に確かめていないです)。これは ググって出てきたブログエントリ の単なる受け売りですが、自分は以下の手順で確かにうまく行き、Windows再インストールをせずに済みました。

  1. SATAコントローラを切り替える前に、まずWindowsを起動
  2. コマンドプロンプトを管理者として起動
  3. bcdedit /set {current} safeboot minimal を実行
  4. 再起動してUEFIセットアップ画面に
  5. おもむろにRAIDAHCIに切り替え
  6. 設定を保存して再起動。するとWindowsがセーフモードで起動する
  7. 再度、管理者としてコマンドプロンプトを起動
  8. bcdedit /deletevalue {current} safeboot を実行
  9. もう一度再起動して無事にWindowsが起動すれば終わり

はー。再インストールとか言われると、ちょっと緊張しますね。

細かい設定

さて、あとは細かい設定。スリープからの復帰の時にトラブルになる場合があるらしいので、"Early Logo Display" と "Early Keyboard Backlight" をオフにしときましょう。

3. パーティションの確保

これでUEFIの設定画面とはおさらばして、最後にWindowsの画面です。使い始めたばかりのCドライブに十分に空 きがあるはずなので、それを分割して、新しくできたほうをLinuxで使います。

この時、もちろんGPartedなどのLinuxサイドのソフトでも、NTFSをうまく編集できる はずではありますが、自分はWindowsの「ディスクの管理」からパーティションを切りました。

WindowsパーティションWindows側のツールでできる範囲の操作ならば、それが一番無難でリスクが低いと思 います。特に、BitLockerで暗号化してあるパーティションをGPartedで編集すると、不整合が起きてWindowsが 起動したりしなかったりして大変心臓に悪いので、注意しましょう!(検証済)

あ、あと。Linuxインストール時にうっかりWindowsを上書きするのを避けるためにも、パーティションは等分割 しないほうがいいですね。前後をちゃんと見ればいいだけですけれど、サイズが違った方が、どっちがどっちか 分かりやすくて安心です。

4. インストールメディアの準備

ここまでで準備は終わり、いよいよインストールなのですが、今日現在で最新のBullseyeインストー ラであるAlpha 2は、残念ながらうまく動きませんでした。そのため自分は、デイリースナップショットを使いました。

それともう一つ。前回と同じく、non-freeなファームウェアのパッケージがないと、うまくWiFiに繫がりません。 firmware-iwlwifiがそれなので、debファイルを インストールメディア直下か、 /firmware ディレクトリに入れておきましょう。

5. 分割したパーティションにインストール

あとはマウスを使って、グラフィカルなインストーラを適当にポチポチして行くだけです。だけど、パーティショ ン選択の時だけは集中して下さいね、ほんとに。さもないとWindows、消えます。

インストール完了!

お疲れ様でした。いろいろ端折ってますが、こんな感じでインストールはうまく行くはずです。使い始めると、 やることなすこと全部早くて超快適。

当たり前に快適すぎて、スクリーンショット取るの忘れました😢 使い心地については、また別エントリーにでも。

まとめ

細かい注意は必要だったにせよ、Linuxのインストールは概ねスムーズにできました。このエントリーを参考に インストールする人も、各ディストリビューションのページやWiki等、最新の情報をまず探してから作業して 下さいね。

P.S. Dellの中の方へ

Developer Editionの日本発売、ろくろ首になったつもりで待ってます!!1

デルアンバサダープログラム(2018) その2: LinuxからBIOSを上げます

2年ぶりの伏線回収になってしまい😣大変申し訳ない気持ちでいっぱいですが、ともかく、前回のデルアンバサダープログラムで書き残した部分を書いておきます。大まかな記憶しかなくてごめんなさい。

そう、LinuxからBIOSを上げるのを試みました。結果としてはうまく行きました。イヤッホー!

fwupdmgr refresh 後に fwupdmgr upgrade …だったかな。ともかく、LinuxBIOSを上げるように指示して、リブートしたら更新画面、それが終わったら普通に元のLinuxが立ち上がりました。めでたしめでたし。

これだけのエントリですが、何故書いたかと言うと、これが「前回の」デルアンバサダープログラムになるから、なのでした。(つづく)

GitLab上のプライベートリポジトリgemを使ってNetlifyで静的サイトをビルドする

書きたくて書いてないものは溜まっているけど、書けるところから書くということで。

Netlifyで静的サイトをビルドしてたのですが、自力でジェネレーターを書いていて、そのジェネレーターのソースがGitLab上のプライベートリポジトリに(gemとして)あったわけです。で、どうやってNetlifyからGitLabにアクセスするか。

分かって見ればそんな難しくなかった。

  • GitLab個人設定画面トークンを発行・メモ
  • Netlifyの各サイト設定画面 → Build & Deploy → Continuous Deployment → Build environment variables に以下を追加
    • Key: BUNDLE_GITLAB__COM (COMの前のアンダースコアは2つ)
    • Value: gitlab-ci-token:<さっきのトークン>
  • 最後にこんな感じでGemfileを書いて git push!
git_source(:gitlab) do |repo_name|
  "https://gitlab.com/#{repo_name}.git"
end

gem 'some_private', gitlab: 'yourname/some_private'

まぁNetlifyに限らない小ネタでした。ググっても判然としなかったので、メモも兼ねて。

デルアンバサダープログラムその1: まずWindowsを消します

ふとしたきっかけでデルアンバサダープログラムを知って応募し、そのモニターとなって記事を書くことになりました。機会を与えてくださったDellさん、ありがとうございます。

dell-ambassador.com

モニター対象のお借りしている機種は、ノートパソコンの New XPS 13 です。もちろん今も、その上で書いています。

これの右側、シルバーモデルですね。

なぜかバタフライのように並ぶノートPC二台

TL;DR

Linuxユーザーも心配なく買い。

おことわり

まず、いきなり物騒なタイトルをつけて申し訳ないです(特にDellの中の方)。自分、Linuxユーザーなんです。もう10年以上、生活はLinuxの上。

そういうわけで今回、 Linuxのインストールと動作を試すこと に集中することにしました。

ただモニターの条件として「返還不能及び修理不能の状態になった場合には、借入物品の価格と同額を弁償していただく場合があります」と明記されています。つまり自力で元に戻せなかったら、そのまま「お買い上げ」になります。

そういうわけで、これからモニターを申し込もう、という方にはあんまりおすすめしません。あくまで自己責任で。

(なおこれ書いている時点ではLinuxが入っているので、当然Windowsの復元はまだ試していません。うまく元に戻るのか、いやー楽しみですね!!1)

Linuxの入れ方

自分が申し込んだ背景は別エントリに譲る(いつか書く)として、さて早速Linuxの入れ方のコツを書きましょう。結論としては、ネットにすでに出ている情報にさえ気をつければ問題なく入りました。

あ、入れたディストリビューションは、長年愛用している Debian の安定版(stretch)です。

Windows回復ディスクの作成

あなたがアンバサダーモニターでなくても、Windowsを消し去る意志があるならば、なにはともあれWindowsを復元できるようにするための回復ディスクを作っときましょう。

ちなみにこの時、16GBのUSBメモリが必要だと言われました。容量不足には注意したいところ。

Linuxインストール用USBメモリの作成

LinuxをインストールするためのUSBメモリを作ります。Debian stretchなら、 このへん からISOイメージを持ってきて適当に焼けばOK。

BIOS設定変更その1: SATAコントローラーをRAIDAHCI

この辺、機種固有のコツっぽい話です。

そのままインストールUSBメモリから起動してインストールを進めても、インストール先であるSSDインストーラー画面に出てきません。なんてこった。

どうもSATAコントローラーの設定が「RAID」になっていてそれがあからさまに怪しかったので、「AHCI」にするとうまくSSDが出てくるようになりました。

調べたら、ネットで既出ですね。あ、起動時に連打するのはF12キーです。

BIOS設定変更その2: Secure Boot→Disable

もう一つBIOS周り。少なくともDebian stretchは、というディストリビューション側の話ですが、Secure Bootに対応していないので、設定でこれを切っておきます。

ようやくインストール……の前に必要なファイル

さてようやくインストールに進めるのですが、このままだとちょっとめんどくさい。Wifiが繋がらないのです。

Debianだと、 ふぁっきん non-freeな firmware-atheros というパッケージが追加で存在しないと繋がりません。デフォルトでは入らないので、別のUSBメモリかなにかにダウンロードして入れときましょう。

ちなみに自分はどうやったかというと、USBハブを使ってインストール用メモリとこの追加パッケージメモリの両方をつなげたまま、インストールを進めました。勝手にパッケージを見つけてくれるので一件落着。

C: 相当の部分にインストール

さてようやくタイトルの伏線を回収できます。USBメモリをおもむろにつなぎインストールを進め、インストール先として一番大きなパーティション( C: 相当)を指定します。Windowsさようなら。

ただ、その他のパーティションはどうもWindowsが作ってるらしいので、今回は復元で躓かないため、そのままにして置きました。スッキリ消しちゃってもいいのかも。

そういうわけでうまく使えてます

そういうわけで、New XPS 13にもLinuxが問題なく入りました。自分のデスクトップ環境は GNOME ですが、特に不満や引っかかるところはなく使えています。

  • ディスプレイがきれい、が第一印象。13インチに3840 x 2160なのですが、うまくHiDPIを認識している? のか、あんまり小さくもなっていないです。
    • ただ自分はグレアあんまり好きじゃないので、買うならノングレアフィルターも一緒に買うかな……
  • キーボードもそう違和感はなく。今メインで使ってるのはThinkPad X260ですが、少なくともそれと比べて大幅に「打ちにくい」感はないです
  • あぁちゃんとLinux固有のことも書かなくちゃ。タッチパッドも普通に使えてます。デフォルトで2本指スクロールも使えて快適。
  • タッチパッドの中央線付近を使うことで、中クリックも勝手に認識されています。
  • 内臓のWebカメラも勝手に認識してますね。 Cheese で確認。
  • あとは何だろうな。昔は鬼門だった電源周りも問題ないです。サスペンド・ハイバネートともにうまく行ってます。 systemctl suspendsystemctl hibernate で確認。
  • あーあと、 NVMeなSSD速い。(X260はSATAのを使ってる)

ということで次回・最終回、「LinuxからBIOSを上げます」に続きます。